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2015年3月16日月曜日

笹子川支流調査釣行

突発的に思い立ち笹子に行ってきました。今回も単独です。


6時過ぎに到着し、まずは笹子駅近くの入渓点から。
エサは前回の帰りに相棒から引き取った残りのブドウムシです。10匹くらいしかないけどなんとかなるでしょう。

ここではあんまり釣れそうな気はしなかったのですが堰堤脇下の巻きからサクっとヤマメが出て幸先良し(なんだか写真を撮り忘れました)。
堰堤を越えて釣り登ります。



ここは良型ではないですが何かしら出ることが多いポイントです。



放流モノのイワナさんが出ました( ̄▽ ̄)




この上は前はよく放流魚が溜まってた場所ですがずいぶん浅くなってあまり魚が残らなくなりました。

お、でもアタリが!


でも乗らない。


またアタリ!


でも乗らない。


もう1回!



アナタでしたかw
前にも同じ場所で同じ展開があったようなwww

今季初のアブラハヤですw

ここはダメだなっと。




川を遡り、探っていきますが出ません。
正月過ぎに何十匹も群れてた場所まで登り、スレっからしのヤマメと遊んでみようかと思ったんだけど、殆ど釣りきられてしまったようで、魚影は1匹しか見ませんでした。

この辺でなんとなく本流に飽きてきたし今回は沢の調査をしたいので、移動するかなってことで竿を畳みます。

さて、すぐにでも移動したいところですが、この時点でブドウムシも少なくなってきたしここはクロカワムシが良く取れる場所なので少し捕って行こうかなということで虫取り開始。
でも、なんだかあまり虫が居ません。おかしいなあ。
この気温水温ならもうちょっと居ても良いはずなんだけど数は少ないし大型のクロカワもあまり見つかりません。ヒラタやビンチョロもほとんど居ないような。

まあそれでも何匹か確保して脱渓。まあ、沢でもいくらか捕れるかもしれないし、取れなかったら毛鉤でも流してみましょう。



さて出発。目的の沢に向かってひたすら道を歩きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・うおーーー。

暑い~(;´Д`)

割合暖かいのは分かってたけど東京よりは寒いだろうしとダウンジャケットを着てきたのがオーバースペックだった模様。もう春なんですなあ。


そんなこんなで沢の入口近くまで移動しました。この時点で2つの候補となる沢があり、どちらに入るか迷ってたのですが、全く入ったことの無い源流に近い沢を調査したい気持ちが勝利。

地図上には川に沿う形で林道が見えるので道を歩いて少し奥から始めようかなと思い向かったのですが、林道入口にはなにやら立ち入り禁止のゲートが。マジかw


とりあえず川に回って下流から釣り登っていくことにしました。



入渓点付近。
水は少なめだけど綺麗です。




この辺はちょろっと竿出す程度



だんだん渓相が良くなってきます。が、魚の姿はありません。



おおおお!

石の下で魚影発見!(釣れない)





だいぶ遡りました。釣れそうなポイントもあるんだけど全くアタリなし。
どうもダメそうだし、なんだか両側の土壌が不安定な感じになってきたので今回は諦めて脱渓することに。



これは鹿なのか野兎なのか。僕には判別できません。



車道に出ると作業服姿の地元の方に遭遇。お昼ご飯食べに帰るって雰囲気でしたがしばらく立ち話に付き合って頂けました。

この沢は元々結構釣れたし前は放流もあったんだけど、リニアの実験線で掘ったトンネルの影響か水脈が変わったみたいで水量が減ってしまったそうな。
一時期はほとんど枯れて魚が居なくなったとのこと。

また、この周辺の水源としても使われており、以前は地元で管理してたのだけど年寄ばかりになってしまって大変なので現在は県に委託してるそうです。田舎はどこもそんな感じなんだろうなあ。

折角なのでもうひとつの沢について聞いてみると、ここよりは水量あって良いんじゃないかな、釣れると思うよ、との心強い情報を頂いたので早速向かいます。

いったん道を戻り、少し下ればすぐに沢に向かう道があるはず。




途中、畑の脇に枯れた丸太的なものが横たわっており、ミミズでも居ないかしらんと引っくり返したら出てきました。天然モノのジャイアント・ミルワーム。良型ですw
エサとして確保しました。


さて沢に到着。思ったより近かったかな。


おや?水量あるしなかなか良いんでないですか?(出ない)



そこの岩の下とか(出ない)


(出ない)


結局、途中アタリはかなり少なかったのですが2回だけそこそこ良い型がかかりました。両方バラしましたが(/ω\)
ほんと、アレは惜しかった泣。たいしたサイズではないんだけどアタリの少ないところでのバラしは痛いです。バラした瞬間「ぅあ”あ”あ”あ”ああああああー」という叫び声が沢に響き渡りました。

とまあ、そんなこんなでこの沢でもボウズです。いっぱい歩いてなんだか疲れてきたし雨も降ってきたので納竿、帰宅しました。まあ釣れなかったんだけど沢はやっぱり楽しいなと。


今回の調査釣行ではとりあえず魚が居るのは分かったので良しとしますが、あまり魚影が濃いとは言えないのでまた来るかは分かりません。万一このブログを読んで出かける物好きな方々がいらっしゃれば、小さな沢ですので是非大事にお願いしたいと願いつつ報告を終わります(ビシッ)!


<了>





2015年3月10日火曜日

お気に入りの沢でイワナさんを釣る


前回、無事解禁釣行を済ませましたが、長い禁漁期間から解放されるとやはりどんどん行きたくなるもんです。
少し暖かくなってきたので今回はちょっとお気に入りの沢でイワナを釣ろう!といつもの相棒と出かけました。

この沢は一番確実なポイントが冬の間に埋められてしまい、非常に残念ではあるのですがまだあまりちゃんと釣っていない場所もあるし、埋められたポイントの上は数年前にぶらっと歩いてみただけなので今回はちゃんと確認しておこう、という目的もあります。

まずは入渓点へ。車を停めて少し歩けばすぐに見えてきます。


水量は少ないですが水は綺麗。気分も高まります。




堰堤もありますが、堰堤だらけ、ってことでもなく程々なのでまあ良しとしておきましょう。



最初の良さげなポイントですがここでは出ず。
釣れそうな瀬はないのでこういった溜まりを拾っていくことになります。



天気も良く、気分いいですなあ。



写真の上の段が良さそうなので相棒と交代しながら竿を出します。
奥の石の際を流してみたところアタリあり!


サイズはありませんがネイティブのイワナです。
狭い場所ですが対岸ギリギリを流せたのが良かったのかな?



こんな感じで段々の多い沢です。もう少し深さがあればもっと魚影も濃くなりそうですが。




ここはこの沢では大場所と言ってよいかと。
巻き返しでゆっくり送り込んだら真ん中の石の下でバクっと来ました!



なかなかの良型が出てホクホクです。鰭もピンピンです(^^
相棒は左の壁際の筋を流したんですが出ず。今日は僕の方がツイてるみたい。



その後はチビヤマメ。ここはイワナの方が多いですがヤマメも出ます。



途中、小さな滝を巻いたらお地蔵さんを見つけました。
過去に誰か亡くなったりしてるのでしょうか。お参りして先へ進みます。



滝の上でまたヤマメさん。
滝の下では相棒が20cmオーバーのイワナ?を上げたようです。



お!これは良いポイントです。両側が高く水量もあり、ここで出なけりゃどこで出るのかという。


やっぱり居た!なかなか良い引きをしてくれました!
ちょっと細いけど良いサイズです。



お帰り頂いたのですが足元で休んでるので写真を撮ろうとしたところスイ~っと去っていきました。
写真真ん中。分かるかな?



さて、最後の堰堤です。過去釣ったのはここまで。
この後は堰堤を越えて調査です。



堰堤の上から撮影。左側が上流、右側が下流なのですが、上流側には緑が全然ありません。
上の堰堤の写真を見て頂くと出水口がやけに低いのがわかりますが、どうやらもっと上流で取水してパイプを通して堰堤の下に水を送っている模様。そのため、堰堤の上には殆ど水がなく、植物が育ちにくくなっているようです。


下流側



上流側。
カラカラです。


さらに登っていくと細い沢がありますがひどい光景が。


なんだこりゃ


プラスチックのゴミが大量に散乱しています。どうも上の方から投棄したみたいです。

ふざけるな!!!!怒

しばらくこの沢を登ってみましたが水量も少なく、魚が居る気配はありませんでした。


今日はこれで終わりかな、って降りてきてみたら先ほどのより少し水量の多い沢が。どうやら先ほどのゴミ沢は支流だったようです。


ここを最後に調査して帰りましょってことで竿を出してみるとチビイワナが2連発。両方ともバラシちゃいましたが、魚が居ることが分かっただけで嬉しいです。
こんなとこ放流ないはずなんで繁殖してるってことはそれなりのサイズの大人ヤマメも居る可能性があるってことだし。


帰りは林道経由。時間をかけてじっくりと釣り、調査しましたがまっすぐ歩けばたいした距離でもなかったです。

去年来た時は良い沢だけどどこまでポテンシャルあるかなあと思ったんだけど、想像以上に良い沢のようです。今年は何度も訪れることになるでしょう。

<了>



2015年3月2日月曜日

2015年度解禁釣行(鶴川・葛野川)

そんなわけで解禁日は回避したものの翌日いつもの相棒と一緒に解禁釣行に出かけてきました。

解禁日は朝起きられなかったので早めに就寝したのですが夜中に目覚めてしまいその後はなかなか眠れず睡眠不足気味。
それでもなんとか早朝の電車に乗り、彼の地元駅で合流、山梨に向かって出発しました。

今年の解禁釣行はここ!と昨年から決めてた穴場の沢があったんですが、先日下見に行ったところ、最も重要なポイントがちょっとした工事で埋められてしまっており、気持ち的にガックシトホホだったので今回は他の場所をと検討したところ、ここはとりあえず一番近い川でやってみましょうってことになり上野原ICを降りて一路、鶴川へ。

鶴川を眺めながら少し上流まで車を走らせ、いつもの駐車ポイントから川へ降りると
前日の雨の影響か水量もまずまず、水の濁りも殆どなく、なかなか良い感じです。


では早速、ということでまずはプールから攻めてみることに。
お、魚も見えるぞ。うしうし。

相棒は早速仕掛けをセットし、魚の溜まる深いところを釣り始めます。エサはブドウ虫。

ってか君、それは去年の仕掛けじゃねーかw
解禁釣行くらいちゃんと仕掛け作れよwwww

僕はそういう儀式的な部分も大事にする派なので、逸る気持ちを抑えつつ、真面目に今シーズン最初の仕掛けを作ります。まあ前日に仕掛けを作っておくべきだったような気もするのですが。


っと相棒、ヒットの模様。



相棒、今年の初ヤマメげと。写真が雑なところに僕の気持ちが顕れているような。




せっかくなので記念写真を撮ってあげました。
(モザイクのため分かり辛いですが、大変わざとらしくうっとうしいドヤ笑顔が炸裂しております。)

てなことをやりつつ、僕の仕掛けも出来たのでエサにキヂを付けて落ち込みの脇から対岸の壁沿いに流してみます。
と、こちらもすぐにアタリが!




ほいー。今シーズンの初ヤマメです。

相棒のより良型です。

まあそれはともかくとして最初の一尾ってのは嬉しいもんです。やっぱり。



その後も同じ場所で何尾か釣り上げるもなかなかサイズアップしないので上流へ移動。しかし解禁直後、ポツポツ釣れてるもののまだまだ寒く水温も低いためか活性は低いかな。



こんな感じで放流モノの可愛いのが釣れてきます。




上流より相棒を撮影。


という感じで遡行して行くも、なかなかサイズアップしません。なんだかアタリも少なくなってきたようだし、この上は大場所もないな、ってことで脱渓です。

「さて、次はどうしましょ?」

僕は鶴川の支流を攻めたい気持ちもあったんだけど、どうやら相棒は解禁釣行で鶴川と葛野川を釣る事に決めてきていたようで、それではと葛野川に向かって出発。
今までであれば、鶴川から葛野川に向かう場合、一度鶴川を下って上野原市役所から国道20号で猿橋方面から行く必要があったのだけど、今年は違います。
そう、昨年秋に開通した松姫トンネルです。


松姫トンネルは葛野川上流の深城湖から小菅村までを繋ぐトンネルで、以前なら松姫峠をウネウネと30分以上かかったところ、僅か5分程度で行けるようになりました。

【記事】小菅―大月に新ルート 松姫バイパス11月開通

小菅周辺は昨年の2月にも大雪で孤立してしまった地域なので地元の皆さんはさぞ喜んでいることでしょう。あの辺は温泉やキャンプ場なんかもあるし、冬季釣り場もあるのでレジャーでも釣りでも気軽に行けるようになりますね(それが小菅釣り師にとって良いことかどうかは別にして)。
ちなみにこのトンネル、未だにGoogle Mapで表示されません。ルート検索の都合もあるし早く対処して頂きたいですなあ。

てなわけで快調に葛野川上流部に到着。とりあえず彼の希望に沿い、毎年何度も訪れる「約束の地」へ向かいます。

解禁翌日だしここは人気ポイントでもあるので誰か居るだろうなあと思っていたけれど、着いてみると停められてる車もなく、人の気配もありません。朝は人が入ってたかもですが、ここはそれでも何かしら釣れてしまう場所なのでまあ大丈夫でしょう。僕としては若干飽きがきてるところでもありますが、解禁だし確実に釣れる、というのは悪くないかなとw

何時ものように二手に別れて釣り開始です。大体何時も彼が上流側、僕が下流側。
最初は前に29cmの泣き尺イワナが出た小さな落ち込み。まあでも昨日抜かれてるだろうなあと思った通り反応なく、さっさと下のメインポイントへ。
まあ大体何時も魚が出るポイントなんで気楽に始めるとすぐにヒット!ぼちぼちなサイズのヤマメが釣れました(なぜかここでは写真を全く撮っていなかったようで、残念)。

その後粘るもあまりアタリもないので相棒の様子を見に行くと何尾か上げたようで一応満足してるようなので次の場所へ。

ここは去年の解禁釣行で訪れた場所で、入渓しやすくかつある程度釣果も固い場所ですね。

この辺から記憶が怪しいのと写真が少ないので駆け足に紹介。




彼はまず開きで様子見。僕は落ち込みの下を探ってみます。

お、ヒット!


面構えは悪くないのだけれど、ちょっと細い感じのヤマメでした。
その後、このポイントではあまりアタリもなく、どんどん釣り登っていきます。


なんだか腹の斑点がやけに細かいです(あまり好きじゃない)。



少しカメラ目線で。

その後は魚の溜まる通ラズまで釣り登りましたが釣果はボチボチ。最後のポイントも良いときには魚影がわんさか見えるのですが、この日はあまり見えませんでした。
まあいつもこの時期はそれほど魚影が見えないのが春先暖かくなると増えてくる場所なので春以降に期待しましょう。

夕暮れが近づいて来たところで納竿。
上野原の来々軒(通称ゴルゴ)で「最強伝説 黒沢」を読みつつ味噌らーめんを食し、帰宅しました。

解禁釣行はなんとか釣果もあり、内容的にも大満足!、とは言えないまでも、相棒と二人、ワイワイと楽しい釣行になりました。

とまあ、とりあえず解禁釣行を無事ご報告いたしました。今年のブログは例年のように3月で終わることの無いよう頑張りますw

<了>