さて、ついにやってきてしまいました。普段会社で虐げられている社畜どもが昼間からビール飲んでハメを外してウサを晴らす季節。人だらけで全然アトラクションに乗れない遊園地でブーブー言うために何時間もかけて遠くから遊びに行く季節。
人工物に背を向け風光明媚な自然に向かうも元気すぎるおばさま達が大挙して山に押しかける、そんな季節。
我々釣り師が大事にしている川、沢も決して例外ではありません。
私はこの時期釣りに出ていませんがTwitterの各調査員からの報告によると「人」「人」「人」、である。
(中には先行者なし!釣果バッチリ!て人も居ないではないですが。)
そんなわけで、この時期の渓流では、一部の餌釣り師による根こそぎお持ち帰りや、多くの釣り人による魚へのプレッシャーは相当なものがあるでしょう。
場も荒れ、GW明けの川は戦場跡と化し、GW前のノンビリした雰囲気とは一変してしまっているかもしれません。恐らく相当釣りにくくなっているのではないかと。
本当のことをいうとGW前に一度入って様子を見てきておきたかったです。実際のところは私用が色々で行く時間がとれなかったけど、荒れる前の感じを掴んでおきたかったなあと。でももう手遅れなんで仕方ないです。
そろそろ釣りたいし行こうかなという気持ちもない訳ではないですが
、やはりこの時期はご遠慮したい。魚が釣れないことより釣り人が多いのが嫌なんです。
釣り人は良い方も多いのですが中には面倒くさい方もいらっしゃる。
僕は結構遡行が速い(状況にも寄りますが)ので先行者にすぐ追い付いてしまったりするのです。サッサと追い抜くわけにもいかないし、谷が深ければ巻いてずっと先へ、ってのも難しいし。
相手を不快でない方法をとり、後ろからタラタラ付いて行きながら暇潰しみたいな釣りやってると流石にイライラしてくるんですよ。まったくもって面倒くさい。
というわけで、おそらく次の釣りはGW明けた寒々とした川を攻めることになるかと思います。まあ根こそぎとはいっても本当に全部いなくなるわけじゃないし、プレッシャーかかった状態でも工夫次第でつれることはありますので、チャレンジ精神で楽しもう、って感じです。
もちろん人が入ってる確率の少ない沢もチェックしてみます。
うまく行けば楽しめるだろうし、ダメならダメで人が入ったことを確認しておかねばです。
でも来週は忙しそうだし行けるかなあ。心配。
2010年秋、ン十年ぶりに釣りに目覚めたへっぽこ渓流釣り師の釣れたり釣れなかったりするブログです。
出没エリアは鶴川、葛野川、笹子川、奥多摩川、秋川など。
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2015年5月4日月曜日
2015年4月17日金曜日
鶴川&支流ツイン釣行
始発電車のつもりが忘れ物して一本後の電車で日野へ向かい、車で鶴川へ。
今回は鶴川の比較的下流部の定番コースと入ったことの無い支流をやろうかなと。
まずは前からちょっと気になっていた支流に入りました。細い支流であまり期待感のある川ではないですが実績もないことはないらしく、また本流への合流部近くなら良い魚も差してるんじゃないかなということで。
少し谷が深いですが入渓路はアタリをつけてたので割合すんなり入渓したのですが…
なんか汚い…。
ゴミもありますがそれ以前に泥なんですよねえ。川が泥で黒いというのはやる気が失せます。
入渓路から僕が遡り、相棒は下って行きましたが僕の方はすぐに戦意喪失。
相棒は下で10cmくらいのヤマメを釣ったようですが「ダメだこりゃ」でそそくさと退渓。
とりあえず気を取り直して定番コースへ。
気落ちしてる僕としてはもっと美しい上流の沢に入りたい気持ちもあったのですが、相棒は「このコースはシーズンは早めの方がいいので今のうちにやっておこう」と言うのです。
僕はなんとなくこの定番コースにあまり期待できない気持ちになっていたのですが彼の言うことにも一理あるので従ってみようかなと。
でもなんかイマイチな予感がするんだよなー。
ヒャッホーーーウ!!!
一投目でなかなかナイスなヤマメ笑。
いやあここは本当にいいポイントだなあ。
泡の手前の流れですね。水は若干濁り気味。
途中にある滝。
なんと相棒が2投で2尾ゲット!ヤマメとイワナです。
交代して僕もやってみると2投目でヤマメゲット!
やはり水が綺麗なところで釣ったヤマメは格別なものがあります。
しかし…
…
…
…
この場所でiPhoneを水没させました
(絶賛乾燥中)
しかし同じ水没するのでも水が綺麗な方が回復の可能性は高い!ゼッタイ!
まあそんなわけで、この後は魚も出ることなく、少し上で水量が少なくなってしまったので納竿しました。
次回は今回の入渓点よりもう少し下流の谷が深いところから始めて改めてこの沢の評価をしようと思ってますが、まずはちゃんと魚も出たしなかなか楽しい沢でした。
次回はまた別の沢を調査してみたいと思ってます。
<了>
泡の手前の流れですね。水は若干濁り気味。
続けて上のポイントでも。ちょっと小さ目。
しかし不思議なのがどちらのヤマメも側線上に赤いポッチがあるのです。ホクロのようなニキビのような。これはいったいなんなのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃれば是非教えて頂ければと思います。
この後はゆるゆると釣り登っていきますが、なかなか反応も良く遊んでもらえます。
この子はちょいサビでなんとなく可愛かったです。元気でした。
途中にある滝。
地面にピントが合ってしまっています笑
出そう(出たかどうかは覚えていない)。
相棒の後ろ姿。いつもの上着を置いてきてしまったので車に積みっぱなしてた僕のペプシジャンパーを着ています。
迷彩ウエーダーの意味がない笑
この岩の向こうで相棒がこの日最大の24-25cmクラス。
今日は若干増水気味です。
若干水が多かったのが良かったのか、気温が上がってきたのが良かったのか、大物は出ないながら数的にもサイズ的にもなかなか良い釣果を得ることが出来ました。
ただ、前に尺上が出たポイントでは今日も反応なし。あそこは尺以外はひとつも出たことがないんですよねえ。謎です。
さて、とりあえず満足いく釣果を得た我々は沢調査を再開しようということで、上野原の中華屋で昼メシを食いつつ、事前に集めた情報をもとに行先を考えます。
相棒は基本的にめんどくさがりで根性ナシなので、以前は山道を歩くような沢にはあまり行きたがらなかったのですが、昨年試しに行ってみた沢(今年も行きましたが)が思いのほか楽しかったらしく、今日は既に釣果も出てるので割合乗り気なようです。
色々考えた挙句に割と地味そうだけどハマれば面白そうな某沢へ。
しばらく車を走らせて現地に到着しましたが、車を置けそうな場所がなかなか見つかりません。
僕は下の太い道に置いて歩いてもいいんじゃないかと思うのですが坂を歩くのが大嫌いな相棒はなかなか道を降りようとしません。「平らな坂ならいいんだけど」とかのび太発言までする始末で笑
と、近くに畑で仕事してるばあ様がいらっしゃったのでちょっと声をかけて駐車場所がないか聞いてみると「うちに置いてってもええよー」と!ありがたやありがたや。
ちなみにこの方、正直結構年齢はいってると思うのですが肌ツヤツヤですごーく元気で可愛いらしい感じでした。
さて、山の中をテクテクと登り、川までの落差が少なくなったところを見つけて入渓すると流れは細いながらもなかなかの渓相。気持ちも高まります。
ちょっと上がうるさいので短めな仕掛けで挑みます。
入渓点では出ませんでしたが、いくつか小滝を登ったところでなかなか良さそうなポイントが。
なんと相棒が2投で2尾ゲット!ヤマメとイワナです。
交代して僕もやってみると2投目でヤマメゲット!
やはり水が綺麗なところで釣ったヤマメは格別なものがあります。
しかし…
…
…
…
この場所でiPhoneを水没させました
(絶賛乾燥中)
しかし同じ水没するのでも水が綺麗な方が回復の可能性は高い!ゼッタイ!
まあそんなわけで、この後は魚も出ることなく、少し上で水量が少なくなってしまったので納竿しました。
次回は今回の入渓点よりもう少し下流の谷が深いところから始めて改めてこの沢の評価をしようと思ってますが、まずはちゃんと魚も出たしなかなか楽しい沢でした。
次回はまた別の沢を調査してみたいと思ってます。
<了>
2015年3月16日月曜日
笹子川支流調査釣行
突発的に思い立ち笹子に行ってきました。今回も単独です。
6時過ぎに到着し、まずは笹子駅近くの入渓点から。
エサは前回の帰りに相棒から引き取った残りのブドウムシです。10匹くらいしかないけどなんとかなるでしょう。
ここではあんまり釣れそうな気はしなかったのですが堰堤脇下の巻きからサクっとヤマメが出て幸先良し(なんだか写真を撮り忘れました)。
堰堤を越えて釣り登ります。
ここは良型ではないですが何かしら出ることが多いポイントです。
放流モノのイワナさんが出ました( ̄▽ ̄)
この上は前はよく放流魚が溜まってた場所ですがずいぶん浅くなってあまり魚が残らなくなりました。
お、でもアタリが!
でも乗らない。
またアタリ!
でも乗らない。
もう1回!
アナタでしたかw
前にも同じ場所で同じ展開があったようなwww
今季初のアブラハヤですw
ここはダメだなっと。
川を遡り、探っていきますが出ません。
正月過ぎに何十匹も群れてた場所まで登り、スレっからしのヤマメと遊んでみようかと思ったんだけど、殆ど釣りきられてしまったようで、魚影は1匹しか見ませんでした。
この辺でなんとなく本流に飽きてきたし今回は沢の調査をしたいので、移動するかなってことで竿を畳みます。
さて、すぐにでも移動したいところですが、この時点でブドウムシも少なくなってきたしここはクロカワムシが良く取れる場所なので少し捕って行こうかなということで虫取り開始。
でも、なんだかあまり虫が居ません。おかしいなあ。
この気温水温ならもうちょっと居ても良いはずなんだけど数は少ないし大型のクロカワもあまり見つかりません。ヒラタやビンチョロもほとんど居ないような。
まあそれでも何匹か確保して脱渓。まあ、沢でもいくらか捕れるかもしれないし、取れなかったら毛鉤でも流してみましょう。
さて出発。目的の沢に向かってひたすら道を歩きます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・うおーーー。
暑い~(;´Д`)
割合暖かいのは分かってたけど東京よりは寒いだろうしとダウンジャケットを着てきたのがオーバースペックだった模様。もう春なんですなあ。
そんなこんなで沢の入口近くまで移動しました。この時点で2つの候補となる沢があり、どちらに入るか迷ってたのですが、全く入ったことの無い源流に近い沢を調査したい気持ちが勝利。
地図上には川に沿う形で林道が見えるので道を歩いて少し奥から始めようかなと思い向かったのですが、林道入口にはなにやら立ち入り禁止のゲートが。マジかw
とりあえず川に回って下流から釣り登っていくことにしました。
入渓点付近。
水は少なめだけど綺麗です。
この辺はちょろっと竿出す程度
だんだん渓相が良くなってきます。が、魚の姿はありません。
おおおお!
石の下で魚影発見!(釣れない)
だいぶ遡りました。釣れそうなポイントもあるんだけど全くアタリなし。
どうもダメそうだし、なんだか両側の土壌が不安定な感じになってきたので今回は諦めて脱渓することに。
これは鹿なのか野兎なのか。僕には判別できません。
車道に出ると作業服姿の地元の方に遭遇。お昼ご飯食べに帰るって雰囲気でしたがしばらく立ち話に付き合って頂けました。
この沢は元々結構釣れたし前は放流もあったんだけど、リニアの実験線で掘ったトンネルの影響か水脈が変わったみたいで水量が減ってしまったそうな。
一時期はほとんど枯れて魚が居なくなったとのこと。
また、この周辺の水源としても使われており、以前は地元で管理してたのだけど年寄ばかりになってしまって大変なので現在は県に委託してるそうです。田舎はどこもそんな感じなんだろうなあ。
折角なのでもうひとつの沢について聞いてみると、ここよりは水量あって良いんじゃないかな、釣れると思うよ、との心強い情報を頂いたので早速向かいます。
いったん道を戻り、少し下ればすぐに沢に向かう道があるはず。
途中、畑の脇に枯れた丸太的なものが横たわっており、ミミズでも居ないかしらんと引っくり返したら出てきました。天然モノのジャイアント・ミルワーム。良型ですw
エサとして確保しました。
さて沢に到着。思ったより近かったかな。
おや?水量あるしなかなか良いんでないですか?(出ない)
そこの岩の下とか(出ない)
(出ない)
結局、途中アタリはかなり少なかったのですが2回だけそこそこ良い型がかかりました。両方バラしましたが(/ω\)
ほんと、アレは惜しかった泣。たいしたサイズではないんだけどアタリの少ないところでのバラしは痛いです。バラした瞬間「ぅあ”あ”あ”あ”ああああああー」という叫び声が沢に響き渡りました。
今回の調査釣行ではとりあえず魚が居るのは分かったので良しとしますが、あまり魚影が濃いとは言えないのでまた来るかは分かりません。万一このブログを読んで出かける物好きな方々がいらっしゃれば、小さな沢ですので是非大事にお願いしたいと願いつつ報告を終わります(ビシッ)!
<了>
2015年3月10日火曜日
お気に入りの沢でイワナさんを釣る
前回、無事解禁釣行を済ませましたが、長い禁漁期間から解放されるとやはりどんどん行きたくなるもんです。
少し暖かくなってきたので今回はちょっとお気に入りの沢でイワナを釣ろう!といつもの相棒と出かけました。
この沢は一番確実なポイントが冬の間に埋められてしまい、非常に残念ではあるのですがまだあまりちゃんと釣っていない場所もあるし、埋められたポイントの上は数年前にぶらっと歩いてみただけなので今回はちゃんと確認しておこう、という目的もあります。
まずは入渓点へ。車を停めて少し歩けばすぐに見えてきます。
水量は少ないですが水は綺麗。気分も高まります。
堰堤もありますが、堰堤だらけ、ってことでもなく程々なのでまあ良しとしておきましょう。
最初の良さげなポイントですがここでは出ず。
釣れそうな瀬はないのでこういった溜まりを拾っていくことになります。
天気も良く、気分いいですなあ。
写真の上の段が良さそうなので相棒と交代しながら竿を出します。
奥の石の際を流してみたところアタリあり!
サイズはありませんがネイティブのイワナです。
狭い場所ですが対岸ギリギリを流せたのが良かったのかな?
こんな感じで段々の多い沢です。もう少し深さがあればもっと魚影も濃くなりそうですが。
ここはこの沢では大場所と言ってよいかと。
巻き返しでゆっくり送り込んだら真ん中の石の下でバクっと来ました!
なかなかの良型が出てホクホクです。鰭もピンピンです(^^
相棒は左の壁際の筋を流したんですが出ず。今日は僕の方がツイてるみたい。
その後はチビヤマメ。ここはイワナの方が多いですがヤマメも出ます。
途中、小さな滝を巻いたらお地蔵さんを見つけました。
過去に誰か亡くなったりしてるのでしょうか。お参りして先へ進みます。
滝の上でまたヤマメさん。
滝の下では相棒が20cmオーバーのイワナ?を上げたようです。
お!これは良いポイントです。両側が高く水量もあり、ここで出なけりゃどこで出るのかという。
やっぱり居た!なかなか良い引きをしてくれました!
ちょっと細いけど良いサイズです。
お帰り頂いたのですが足元で休んでるので写真を撮ろうとしたところスイ~っと去っていきました。
写真真ん中。分かるかな?
さて、最後の堰堤です。過去釣ったのはここまで。
この後は堰堤を越えて調査です。
堰堤の上から撮影。左側が上流、右側が下流なのですが、上流側には緑が全然ありません。
上の堰堤の写真を見て頂くと出水口がやけに低いのがわかりますが、どうやらもっと上流で取水してパイプを通して堰堤の下に水を送っている模様。そのため、堰堤の上には殆ど水がなく、植物が育ちにくくなっているようです。
下流側
カラカラです。
さらに登っていくと細い沢がありますがひどい光景が。
なんだこりゃ
プラスチックのゴミが大量に散乱しています。どうも上の方から投棄したみたいです。
ふざけるな!!!!怒
しばらくこの沢を登ってみましたが水量も少なく、魚が居る気配はありませんでした。
今日はこれで終わりかな、って降りてきてみたら先ほどのより少し水量の多い沢が。どうやら先ほどのゴミ沢は支流だったようです。
なんだこりゃ
プラスチックのゴミが大量に散乱しています。どうも上の方から投棄したみたいです。
ふざけるな!!!!怒
しばらくこの沢を登ってみましたが水量も少なく、魚が居る気配はありませんでした。
今日はこれで終わりかな、って降りてきてみたら先ほどのより少し水量の多い沢が。どうやら先ほどのゴミ沢は支流だったようです。
ここを最後に調査して帰りましょってことで竿を出してみるとチビイワナが2連発。両方ともバラシちゃいましたが、魚が居ることが分かっただけで嬉しいです。
こんなとこ放流ないはずなんで繁殖してるってことはそれなりのサイズの大人ヤマメも居る可能性があるってことだし。
帰りは林道経由。時間をかけてじっくりと釣り、調査しましたがまっすぐ歩けばたいした距離でもなかったです。
去年来た時は良い沢だけどどこまでポテンシャルあるかなあと思ったんだけど、想像以上に良い沢のようです。今年は何度も訪れることになるでしょう。
<了>
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