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2012年1月28日土曜日

【帰省日記】中山道をちょっと歩く【実家周辺】

というわけで今回も遅ればせながら正月の帰省を振り返ります。
前回、前々回は中央線でグダグダと旅をして来ましたが、今回は実家近くの中山道散策をレポートいたします。

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元旦に実家から最寄のJR駅、土岐市駅に到着。
岐阜は東京に比べるとちと寒い。いや、気温はあまり変わらないと思うんだが寒さの質がちょっと違ってピリっとした寒さだな。
最寄といっても実家からは車でひと山超えて20分くらいかかる。実家からは歩ける距離に名鉄の駅があり、新幹線経由ならそれで問題ないんだが、中央線経由でそっちの駅に行くとなると結構な回り道になってしまうので土岐市駅まで迎えに来てもらうのだ。

駅に到着すると兄貴と親父が出迎えてくれた。親父は去年ヤバい病気にかかってたんで心配だったが元気そうで何よりだ。名古屋方面から弟が到着するのを待ち、実家に向かう。
実家に到着するとまずは母や兄貴の家族に挨拶。続いて仏壇のじいちゃんばあちゃんにもご挨拶。(後でお供えの酒を頂くのでちゃんとご挨拶しておかねば笑)
で、お茶を飲んでちょっと雑談するともうやることもなく暇だ笑
とまあこんな感じで正月だしダラダラとして晩飯を食って酒飲んで元旦の夜は更けていく・・・。

一夜明け1月2日。この日も特にやることはない。とりあえず実家の周りをぶらつく。


裏山の竹林




なんだかよくわからないがナンテンか?。iPhone4Sで撮影したんだが、4Sになってボケが綺麗になったように思う。なかなか良い写真が撮れたのではなかろうか。


実家から中山道を挟んだ向こうは田んぼだらけ。右に小さな農業用水があるが、子供の頃はドジョウやザリガニが生息していた。今は全然いないそうだ。

正月2日といえば親父は恒例の箱根駅伝観戦だ。
これは昔っからで、毎年とにかく最初から最後までずっと見ている。子供のころは同じような絵が続くのを見て何が面白いのかと思ってたが、あとで聞いてみたら親父は学生時代駅伝の選手だったらしい。そりゃ面白いわけだわ。それからは親父が解説をしてくれるようになり、僕も駅伝観戦が面白くなってきた。今年も柏原君すごかったね。

てな感じで箱根駅伝往路も終わり、弟と散歩に出かけた。弟と一緒、などと書くと仲睦まじい少年たちのようだが実際はおっさんふたりである。
昨年の正月はふたりで実家近くの高校裏にある池を見に行ったのだが、今年は旧中山道に向かうことに。この道は東海自然歩道に指定されおり、散歩には最適な道なのだ。
中学のときに夏休みの自由研究で「中山道探索」的なのをやって10kmだか20kmだか歩いたんだがその記憶も殆どないのでなかなか楽しみだ。

国道をてくてく歩くとまずは和泉式部のお墓に到着。写真はない。和泉式部の墓は岩手県、兵庫県、山口県にもあり、本物かどうかは非常に怪しい笑
ちなみに和泉式部はなかなかのヤリマンだったらしいぞ。


国道からちょっと入るとこんな感じの田舎道。日本中どこにでもある山里の風景だ。
少し歩くと小さな山を越える道に入る。「牛の鼻欠け坂」だ。なぜか写真はない。
まあ舗装されてない土と砂利の汚い坂だ笑
さすがに勾配はきつかった。

牛の鼻欠け坂をすぎて少し歩くと今度は「謡う坂(うとうさか)」が見えてくる。
昔の旅人がここで唄を謡い自らを元気付けて歩いたというのが由来だが、この坂は石畳でとても美しい。何百年も昔の人たちが同じ石畳を踏んで歩いたと思うとなかなか感慨深いものがある。
(まあ整備されてるだろうし同じ石ではないのかもだが)



石畳を過ぎるとどんどん山を登っていく感じに。


途中の竹林。なかなか味わいがある。

結局実家から5km程歩き展望台まで行って帰ってきた。

最後に、帰り道に見た小川。悲しい感じである。これじゃ魚はいつくまい。上流はもう少しましなんだが。



もっと写真を撮ってると思って書き出したブログだが思いのほか写真が少ない(間違って消してしまったような気もする)のでこれでおしまいである。つまらん笑

最後の最後は小1の甥っ子がおせちで作った顔。子供は楽しそうでいいやね。


今年はこんな風に笑顔で過ごしたいものである。
それでは。

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次回は釣りのブログを書きたいです。はい。

2012年1月27日金曜日

【帰省日記】中央線で東京~岐阜【後編】

(続き)

さて、トンネルを抜けるといよいよ木曽川が見えてくる。

薮原駅を過ぎたあたり


宮ノ越駅付近



このあたりはもう少し落差のある川を想像してたのだが意外と平たい。
冬季で水量が少ないというのもあるとは思う。
宮ノ越から原野あたりでいくつか支流を渡る。電車が動いているのでなかなかうまく写真が撮れないのが残念だ。


支流



水量が増えれば石が多くて面白そうな沢だ。魚がいるかどうかはわからないが。

木曽福島を過ぎるとちらほらと淵も見えてくる。


魚が着きそう。



淵。でかいのいるかな?

木曽路深く入るにしたがって雪も段々増えてくる。駅のホームは真っ白。




十二兼駅~南木曽







南木曽周辺の地図

写真を拡大していただくと判るが、「つまご」という地名がある。漢字で書くと「妻籠」となるがこれは隣の「馬籠」と共に有名な中山道の宿場町で、なかなか良いところである。
「夜明け前」で有名な島崎藤村の故郷である馬籠宿も観光にはよいが僕のオススメは妻籠宿。妻籠宿はかなり本気で当時の町並みを保存しており、そのためには電柱も立てないという程徹底している。渋ーい宿でイワナやアマゴ料理も食える。
妻籠宿、馬籠宿は南木曽駅から旧道をテクテク歩いてもいける。ちょっと遠いけど途中「男滝女滝」という美しい滝も見られる。
ちなみにちょうどここらあたりが長野県と岐阜県の県境で、妻籠宿は長野県、馬籠宿は岐阜県側である。

さて、やっとこさ岐阜県に入る。我が故郷。
このあたりから徐々に僕の知ってる木曽川の雰囲気に近づいてくる。

田立付近の木曽川

いかにも本流という感じ。
雰囲気は奥多摩川に近いが、水の色は濃緑色。下流に行くともっと緑色が強くなる。


落合ダム。ブラックバスがいそうだ笑

てな感じで中津川駅到着。
こっから先はほとんど木曽川が見られないので、写真はこれにて終了とさせていただく。恵那峡の写真なんかも載せられればいいんだけど電車が通ってないんだから仕方がない苦笑。
まあたいして面白い写真もなくただダラダラと並べただけだが、川を見ながらの帰省はなかなか楽しかった。次回もこれで帰ろうかな。夏あたりに。
その時は釣竿持って途中下車だな笑。

<了>

2012年1月20日金曜日

【帰省日記】中央線で東京~岐阜、【前編】

1月も終盤に差し掛かってきました。もう1ヶ月ちょっとで解禁ということで待ちきれませんなー。
で、本来なら来るべきシーズンの釣りについてほにゃらら書こうかという時期なんですが、正月に実家に帰省した時の写真が放置されてたんで、いまさらながらアップしていこうかと。

行きはiPhoneの電池切れであまり写真が撮れなかったので帰りの写真がほとんどですが、ここでは時系列を無視して東京~岐阜の順で貼っていく事にします。また、車窓越しの写真が多く鮮明度に欠けるがご勘弁いただきたいと思います。

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2012年1月1日、朝8時ごろ東京を出発!

大晦日は宴会が入ってたこともありあまり寝てない。そして寒い。

高尾で乗り換えて中央本線に。この辺は上野原、大月、笹子など昨年の釣行で何度も通った見慣れた風景。特に春の笹子はほとんど電車釣行だったので、なんとなく懐かしい。まだ1年も経ってないんだがなあ。

笹子から先は何度か通ったが割と未知の世界。まあ何度も通ったことはあるが夜だったり寝てたりすることが多かったしなー。
笹子トンネル(結構長い!)を過ぎるといきなり川だ。


日川という川で、魚影は結構あるらしい。川自体は甲斐大和駅からすぐだし、上流もなかなかよいらしいので一度入ってみたい川ではあるが、トンネルから先は岐東漁協ということもあり行きそびれている。今シーズンは一度トライしてみよう。
写真は電車から上流側だが、下流側はもう少し川幅もあり、迫力ある流れだったように思う。

ところで、甲斐大和を過ぎるとまた長いトンネルがあるのだが、その真ん中辺りに一瞬だけトンネルが途切れるところがある。あまりに一瞬なんで写真が撮れなかったが、この場所は谷になっていて小さな沢が流れているのが見える。
あとで調べてみたら深沢という場所で、魚影もあるようだ。ここにも一度行ってみたい。

また、写真はないが塩山の手前の川もなかなか良さそうだった。
それ以外には特筆すべきものもなく甲府に到着。乗り継ぎに時間があったので立ち食いのラーメンとカレーを食う。食券の自販機で小銭のお釣りを取り忘れるが次に入ってきた兄ちゃんが渡してくれた。正月から有難い事である。つーか正月から何食ってるんだか。侘しい。

甲府から先は特に面白い川もなく(このあたりは良い川は多いのだが中央本線と交差してないのだ)、諏訪湖など眺めつつ塩尻へ(1時間40分くらい)。この駅では帰りに立ち食いでわさび漬けそばを食った。あったかい蕎麦にわさびと山菜を和えたものが乗っかっており、ピリっとした風味がなかなか美味かった。麺自体も東京のものより美味しいし、出汁も効いてる。実家周辺の蕎麦に似てるな。







写真を撮る前に食べ始めてしまったw
あまり美味そうに見えないけど美味しいんですよ

 

入り口が非常に控えめw ドア半分の幅しかないため、見落としやすい。


塩尻から中津川行きに乗り換え。ここから先はJR東海のため、やたら乗り継ぎが悪い場合があるようだが、この日は割とサクサク。

いよいよ木曽路である。こっから先は山ばっかりなんでとても楽しみである。
まずは木曽平沢、奈良井あたり。
奈良井は中山道の宿場町であり、中山道の宿場町生まれの僕としてはなんとなく親近感がある。

 


いわゆる里側風景である。川は信濃川水系奈良井川。
どっちかというと鮎っぽいが、似たような形相でも山梨辺りと比較すると気温は低いのでおそらくアマゴの川だろう。笹子中流みたいな感じかな。と思ったが上流にダムありでやはりアユが中心か。そしてなぜかヤマメの渓らしい(奈良井川漁協)。

奈良井川は奈良井駅の西で山に別れていく。この辺りは渓相もよくなり、また釣りやすそうな雰囲気だ。この先は短いトンネルに入るが、ちょうどこのあたりが分水嶺になっており、トンネルを抜けると木曽川が現れることになる。

余談であるが、塩尻-中津川間の駅はほとんどが無人駅で、車両も単線のワンマン制だ。ワンマン制のため、一番前のドアしか開かない。単線のために駅で行き違う車両を待つ時間が長く、外に出て写真を撮りたくてもできなかったのはちょっと残念だが、冬場はドアが開くと寒いので有難かったりもする。
今回は時期が正月のため制服の女子高生をあまり見かけなかったが、冬場に中央本線に乗るとなかなか面白い。塩尻くらいまでは普通に短めのスカートに生足、ソックスなのだが標高が上がり、山の中に入ってくるにしたがってスカートの下に体育用のスパッツ着用が増えてくる。さらに寒くなるとジャージ姿が増えてくるのだが、あの、スカートの下にジャージというのはいかがなものだろうか。日本の制服大好きな海外の人が見たらびっくりするだろうな笑
この防寒制服ファッションは木曽を過ぎ、恵那辺りで通常の形に戻ってくる。
たかだか2、3時間の間に女子高生のスカートの下で気温の変化を感じとれるというのはなかなか面白い笑


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さて、ちょっと疲れてきたのでここらでインターバルといたします。続きはなる早で。

(続く)



2時間くらいの乗車中、ひたすらしゃべり続けていた(おそらく)ブラジル人の子供。お父さんに何度も注意されてたが黙ることはなかったw