解禁釣行以来、半月経ってしまった。
3月は仕事が立て込んでしまいまったく行けないでいるうちに大震災発生。どうしようかなーと思ってるうちに電車が動かなくなったり。
まあこんなご時世ですしちょっと自粛するべえかあという気持ちもないではないのだけど、釣りは移動を除けばエネルギー使わないし、行ってしまえば自宅の電気も消せる。
かえって良いのではなかろうかということで行ってみることに。
行くとなればともかくエサが必要。半生イクラを作る。これは片栗粉をまぶして新聞紙で軽く乾燥させるだけ。だいぶ慣れてきたし簡単だ。
あとはミミズくんも前回買ったのがまだ生きている。カワムシが取れれば最高だがこれは現地調達。行って見なければ分からない。
で、問題はどこに行くか、なんだが、まずはあきる野の秋川か奥多摩川に行くかで悩む。
なんといっても前回ボウズなわけで今年1匹も釣ってないということもあり、今回はぜひ釣って帰りたい。まずは1匹でいい。釣って帰りたいのだ。
どちらの川も解禁直後の喧騒からはそろそろ落ち着いてきただろうし、いくらか川を知ってるというアドバンテージもある。とにかく1匹目を釣るためには少しでも条件が整ってるほうがいい。川を知らないと移動の判断が鈍ったり移動に予想外の時間がかかったりしてかなり影響が出るものなのだ。
というわけで迷いつつ、日野の人の要望もあり(今回は彼は同行しないが)、秋川に気持ちが傾いてきたところで問題が勃発。帰りの電車が遅いのだ。
震災後、JRのダイヤは大きく変更されて特に田舎の方は極端に変わっている。五日市線の場合、行くのには特段問題はないのだが、14:00~19:00まで電車がまったく動かないのだ。
釣りは通常17:00くらいには終了して帰るのだが、そっから2時間もある。飲んで帰るという選択肢もあるにはあるがこの日は約束もあり、あまり遅くはなりたくない。
というわけであっさりと秋川は止め。奥多摩はさらに電車状況が悪いので却下。
ほかにどっかないかなあと考えたのが上野原の秋山川(http:// p.tl/rz ZR)。これは都留市の方から相模湖まで流れてる川で、小さな川だが天然モノの綺麗なヤマメがいると聞く。下の方はウグイが多いという話もあるが、今冬の寒バヤ釣りに失敗した身としてはヤマメがダメならウグイ君に遊んでもらうのもそれはそれで一興だろう。なんかどんどんダメな発想になってる気もするが。
というわけで秋山川に向かうつもりで9時過ぎあたりに家を出る。 まずは駅前のすきやで腹ごしらえ。
(今回はiPhoneのカメラの調子がすこぶる悪くピンボケなため小さい写真でお送りします)
どうでもいいが定番ネギ玉牛丼である。
定食を食べようと思ってたのだがメニューにない。なくなったかと思ったがあとでサイトを見るとちゃんとあるな。よくわからないが。
まずは高尾行きの電車に乗り、今日のコースについて色々と思いを馳せる。この時間は結構楽しいものだ。
高尾駅で甲府行きに乗り換えガラガラの車内にいると、乗ってきたオジさん(俺もオジさんだが)が「兄さん、釣りかい?」と声をかけてきた。
「そうなんです」と返すと「俺も行くんだよ」とオジさん。なかなかよさそうな人だったので道中釣り談義に。お互いの釣り遍歴やら道具立てなどなど。
この方は奥多摩出身、多摩在住の植木屋さんで年齢は60代。とりあえずMさんと呼んでおこう。
若いときから釣りばっかりやってたらしく、この辺の河川はもちろん、全国で行ってない川はない
んじゃないかというくらいお詳しい。昔は北海道で釣った魚(バカでかい)を東京の料理屋に空輸した稼ぎで食ってたというくらいで要するにプロつうか漁師だなw
今もお弟子さんを連れて行って教えてたりするそうな。連れて行くと面倒見なきゃいけないから大変だと。また、そこら中の川に知り合いがいて顔が利くらしい。ちょっとおしゃべりでキップがよくって気が短そうなところはなかなか職人っぽいが、過度にべらんめえでもなくとても話しやすい方だった。
写真を撮らせてもらおうかとも思ったが言い出せなかった(今度会えたら撮らせてもらおう)。
そんなわけで、どこに行くの?という話になり、秋山川だと言うと、Mさんは笹子川だと。
前回行った話もちょろっとしたりしてたんだが、Mさん、「良かったらカワムシ取れる場所や取り方教えてあげるよ。一緒に行かない?」とのこと。
一瞬迷ったが、こんな機会は滅多にあるもんでもないし、急遽予定を変更して笹子川に同行させて頂くことにした。独りの方が気楽でいいが、うまくすればベテランのテクを盗めるかもしれないしね。
笹子駅(http:// p.tl/Qq bF)に着いて驚いたのだが雪が積もっている。降ってはいないしそれほどの量ではないがやはり寒い。寒いということは水が冷たい。冷たいということはお魚の動きも鈍い。いやな予感。
しかしM師匠は「大丈夫、大丈夫」と川に下りていく。
(続く)
まあこんなご時世ですしちょっと自粛するべえかあという気持ちもないではないのだけど、釣りは移動を除けばエネルギー使わないし、行ってしまえば自宅の電気も消せる。
かえって良いのではなかろうかということで行ってみることに。
行くとなればともかくエサが必要。半生イクラを作る。これは片栗粉をまぶして新聞紙で軽く乾燥させるだけ。だいぶ慣れてきたし簡単だ。
あとはミミズくんも前回買ったのがまだ生きている。カワムシが取れれば最高だがこれは現地調達。行って見なければ分からない。
で、問題はどこに行くか、なんだが、まずはあきる野の秋川か奥多摩川に行くかで悩む。
なんといっても前回ボウズなわけで今年1匹も釣ってないということもあり、今回はぜひ釣って帰りたい。まずは1匹でいい。釣って帰りたいのだ。
どちらの川も解禁直後の喧騒からはそろそろ落ち着いてきただろうし、いくらか川を知ってるというアドバンテージもある。とにかく1匹目を釣るためには少しでも条件が整ってるほうがいい。川を知らないと移動の判断が鈍ったり移動に予想外の時間がかかったりしてかなり影響が出るものなのだ。
というわけで迷いつつ、日野の人の要望もあり(今回は彼は同行しないが)、秋川に気持ちが傾いてきたところで問題が勃発。帰りの電車が遅いのだ。
震災後、JRのダイヤは大きく変更されて特に田舎の方は極端に変わっている。五日市線の場合、行くのには特段問題はないのだが、14:00~19:00まで電車がまったく動かないのだ。
釣りは通常17:00くらいには終了して帰るのだが、そっから2時間もある。飲んで帰るという選択肢もあるにはあるがこの日は約束もあり、あまり遅くはなりたくない。
というわけであっさりと秋川は止め。奥多摩はさらに電車状況が悪いので却下。
ほかにどっかないかなあと考えたのが上野原の秋山川(http://
というわけで秋山川に向かうつもりで9時過ぎあたりに家を出る。 まずは駅前のすきやで腹ごしらえ。
(今回はiPhoneのカメラの調子がすこぶる悪くピンボケなため小さい写真でお送りします)
どうでもいいが定番ネギ玉牛丼である。
定食を食べようと思ってたのだがメニューにない。なくなったかと思ったがあとでサイトを見るとちゃんとあるな。よくわからないが。
まずは高尾行きの電車に乗り、今日のコースについて色々と思いを馳せる。この時間は結構楽しいものだ。
高尾駅で甲府行きに乗り換えガラガラの車内にいると、乗ってきたオジさん(俺もオジさんだが)が「兄さん、釣りかい?」と声をかけてきた。
「そうなんです」と返すと「俺も行くんだよ」とオジさん。なかなかよさそうな人だったので道中釣り談義に。お互いの釣り遍歴やら道具立てなどなど。
この方は奥多摩出身、多摩在住の植木屋さんで年齢は60代。とりあえずMさんと呼んでおこう。
若いときから釣りばっかりやってたらしく、この辺の河川はもちろん、全国で行ってない川はない
んじゃないかというくらいお詳しい。昔は北海道で釣った魚(バカでかい)を東京の料理屋に空輸した稼ぎで食ってたというくらいで要するにプロつうか漁師だなw
今もお弟子さんを連れて行って教えてたりするそうな。連れて行くと面倒見なきゃいけないから大変だと。また、そこら中の川に知り合いがいて顔が利くらしい。ちょっとおしゃべりでキップがよくって気が短そうなところはなかなか職人っぽいが、過度にべらんめえでもなくとても話しやすい方だった。
写真を撮らせてもらおうかとも思ったが言い出せなかった(今度会えたら撮らせてもらおう)。
そんなわけで、どこに行くの?という話になり、秋山川だと言うと、Mさんは笹子川だと。
前回行った話もちょろっとしたりしてたんだが、Mさん、「良かったらカワムシ取れる場所や取り方教えてあげるよ。一緒に行かない?」とのこと。
一瞬迷ったが、こんな機会は滅多にあるもんでもないし、急遽予定を変更して笹子川に同行させて頂くことにした。独りの方が気楽でいいが、うまくすればベテランのテクを盗めるかもしれないしね。
笹子駅(http://
しかしM師匠は「大丈夫、大丈夫」と川に下りていく。
(続く)
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